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漆絵版画(麻布・和紙・絹地)

  版画(麻布)32号  「世界」

 

「漆絵版画」とは

 

原版は漆を厚く延べて漆のなまの内に

一本の竹べらにて掻きとり、その鎬(しのぎ)を生かして表現する。

これを一旦固めて、その上に純日本漆の

色彩漆を延べて刷り上げて完成する。

彩漆は1回毎に作者の調合による純然たる

漆だけの芸術である。

紙または絹、麻の布に表現せる漆芸術で普通の版画にみられぬ一種不思議な味わいを

示しています。

まさに漆芸術家の独創になるものであります。

 

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