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書・墨絵・乾漆硯

​裏

側面

「書・墨絵」の説明

 

書・墨絵作品全て白翁の手による乾漆硯にて制作。独創の乾漆硯は強靭にして密で墨は細かに良くすれ、墨色に七色の変化を自覚す。

白翁の手による各種乾漆硯にて、白翁自らが和紙・布にて
表現した多くの「書」・「墨絵」類は、軸装・額装され
各方面で愛蔵されております。

 

「乾漆硯」の説明

大正15年乾漆造りの技法を修得して上京、山本悌二郎先生に精神指導を受く。
先生に同道犬養木堂氏を訪ね、石の名硯と名墨を拝見す。
このときから乾漆硯の研究に着手。試作体験を重ねて、自信のある乾漆硯を完成す。
この間五十有余年、桃河緑石、歙洲硯、澄泥硯、端渓硯などあり。
石の名硯多しと雖も乾漆硯は珍品なり。
独創の乾漆硯は強靭にして密なること天女の肌の如し。
心静かに墨をするとき音なく、油の上を遊ぶが如し。
墨は細かにすれて墨色に七色の変化を自覚す。
「墨は膠にて固めて造りたるもの。油の入らない漆の肌との触れあいによって起こる現象」

 

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